窮鼠はチーズの夢に花束を
苦しい時に、好きなものを夢見るってことかな。
「あの時は幸せだった」と思うと余計に辛いと思うけどな。
マコ「こんなワンシーンがあったでちよ」。
主演の2人と私は小さな縁がある。
劇中でナツキに言われる“粘着質のゲイ”の市ケ瀬渉役の成田凌くんは『徹子の部屋』に出ている時に、美容学校を卒業していて美容師免許を持っていると言ったので、私が卒業した美容学校の今でも仲良くしてくれている先生にメールしたらビンゴ‼️
美容学校の後輩でした。
好かれると好きになってしまうけど、本当は誰も愛して来なかった大伴恭一役の関ジャニ∞の大倉忠義くん。
ジャニーズJr.に入ったばかりの頃の『Jr.名鑑』を見て、何でこんなイケてない子がジャニーズに⁉️と思ったけど、高校生になったらいきなりカッコ良くなってて驚いた。
お父さんが経営する『鳥貴族』、6日間だけバイトしました。それだけ。
探偵事務所で探偵をしている渉。依頼者のターゲットが恭一と知り、調べた結果を恭一に持って行く。
渉は大学で恭一を見て一目惚れしていた。その頃からずっと忘れられないでいた。
奥さんを大切に思いながら、不倫をしている恭一の報告書を盾に「奥さんに黙っててあげるからキスして」と初めは脅しから始まった。
渉の言葉はいつもストレート。
好きな気持も嫉妬で苦しい気持も全て直線で直接。
妻の知香子から「別れて下さい。一年前からお付き合いしている男性がいます」と言われた恭一。
「恭一が働いてお金を持ってきてくれて、私は使うだけ」と知香子は言います。
それが普通の主婦で、そうやって家にいて夫の帰りを楽しみに待っている。
恭一は優しいからモテる。「好き」と言われたら断れない。
夫の浮気を疑って興信所に依頼した訳じゃなく、夫が浮気でもしていてくれたら慰謝料がいっぱい貰えるかなと思って。
本当かな。
でも、夫に放って置かれるのが分かってて寂しかったんだと思うな。
知香子の出番はこれでお終い。
後はモテモテで優柔不断な恋愛をする恭一とすがる渉のお話。
漫画のBLは綺麗なのに、そこそこイケメンであろう2人でも実写はキレイでは無いんだな。
ネズミが一番好きなのは、本当にチーズかな。
窮鼠はチーズの夢の次に来るものは
お友達は
鰻!!