銀河英雄伝説がこの先生きのこるには
関西医科大学放射線科入職
まあ、でも、僕を潰した眼科と心臓外科もセットで新人がみんな逃げ出しているようだ。
逆恨みで、キャリアも目も潰すようなヤクザに関わったらあかんやろ
銀河英雄伝説 こころまち つくろう
藤田真央さんのリサイタル、配信で聴きました
素晴らしかった~という音楽的感想は他のみなさまもたくさん書かれているので、ちょっと別次元のしょ~もない感想を。
ライブ配信、他もいくつか見たのですけれど、なかなかよいですね。ナマ音とか、空間を共有している喜びとか、足りないものはあれこれありますが、少なくとも時間は共有できるし、何より、ナマだと良席でもない限りこんなに手元とか見えないので、手元や表情を見るにはいいなぁと。といっても、所詮、ナマ音には勝てませんけれどね。
で、今回のしょ~もない感想とは。
なんて可愛い顔をして弾くんだ! ……って
弾いているときのピアニストの顔って結構迫力ありますが(私の一押しはバレンボイムのベートーヴェン)……真央さん、始終可愛い
行くはずだった京都のリサイタルが延期されているので、楽しみだけれど、こんなにもお顔はじっくり見れないだろうなぁ~。
音楽だけでは無く、別次元の楽しさも味わっておりました(済みません、低次元で)。
でも、お顔や雰囲気の優しさと、弾いている手にはすごいギャップがあって、そこがまた萌えどころですね。やっぱり手が大きいって、見ていて安心感。鋼のように力強いかと思ったら竹のようにしなやかで、鍵盤の手前から奥まで、端から端までまさに使い切っているような、そんな演奏。ピアニストって本当に鍵盤(ピアノ)と自分が一体化しているんだなぁと、しみじみ思ったのでした
ここのところなぜか掘り起こしCDが発売され続けている若杉弘さん
東京でのコンサートにはなかなか足を運べなかったので、さらにヨーロッパでのご活躍が長かったので、聴いていない名演がいっぱいあるのですが、こうやってCD発売されると、もうわくわくで買いまくっております。
特にN響とのブルックナーチクルス
ブルックナーは4番と9番くらいしか聴いたことがなかったので、久しぶりにやりました。1番から9番まで聴きまくり大会。
いや~、長い。でもマーラーほどじゃない
ブルックナーってやっぱり朝比奈隆さんの印象が強かったのですが、こうして改めて聴くと、やっぱり上品だなぁと。ブルックナー自身は、ワーグナーの音楽を聴いて衝撃を受け、それまでに作った交響曲(1~5番)を書き直したとかいうほどに影響を受けたとのことですが……良くも悪くもワーグナーにはどこか粗野なところがあるけれど(すみません。嫌いじゃないです)、あの他人様顧みない図々しい感じ(嫌いじゃないです)はブルックナーにはないですね~。
例えて言えば、ワーグナーは宇宙大戦争的音楽(『銀河英雄伝説』に使われてたからではないけど)、ブルックナーはドキュメンタリー系名作映画音楽。ワーグナーが発散系岸和田のだんじり祭なら、ブルックナーは祇園祭(一応迫力ある辻回しはあるけれど基本上品。そして疫病退散の祈りあり)。って、例えがオカシイヨ(あくまでも個人的感想)
結構、フレーズの繰り返しがあるのですけれど、それが、たとえばベートーヴェンの場合「大事なところなので3回言っときました」って感じですが、ブルックナーでは「大事なところなので5回言っときました。あ、でも、ちゃんと伝わったからどうか心配なので、あと2回ほど追加しときました」って たまにちょっとしつこい
ブルックナーは優れたオルガニストで、即興でフーガを弾きまくったというから、そういう部分が表れているのでしょうか。
あ、それで、若杉さんですが。ケルン放送響やドレスデン祝祭歌劇場の指揮者時代の名演奏が掘り起こされてCD発売されたりで、ほくほくで買いまくっていたら、お財布はすかすかになっておりました……気をつけなくちゃ
ドレスデンとの『英雄』が素晴らしすぎて、ヘビーローテーションしすぎたら、しばらく他の『英雄』が聴けなくなってしまうという事態に……
あれ?また前置き小話が長くなってた……(大阪人の悪い癖)
9月のピアノレッスン①
バーナムピアノテクニック4 グループ1-2/3
イ短調のアルペジオです。
スケール・アルペジオはハノンでも地味~に継続しているので、とりあえず他の調をすることもなく、するっと終了。先生も、バーナムでは弾き方、アクセントの付け方とかがへんちくりんでなければよいというお考えのよう。
ところでこの『バーナム』シリーズの棒人間。
私は2から開始だったので、今手元にあるのは3冊なのですが、あるブログさんで海外のバーナムでは棒人間がもうちょっと太っちょだとか書かれていて、気になって棒人間を確認。
確かに! 棒人間に顔があるのは各グループ(12課題ある)の最後の12番目(課題を終えた後「元気いっぱい さぁひこう」だけ。ほかは顔がありません。
ついでに、4になると、棒人間自体が消えている課題も。子ども向けのうちは棒人間がいるのに、ちょっと年長になったら、棒人間は必要ないということなのかなぁ……スペースもあるから、ページ数調整でもなさそうですし……ちょっと寂しい
プレインベンション26 Fruhling(ウムラウトの出し方が分かんない)
1回で合格になったらいいなぁと思っていましたが、そうは問屋が卸さないのは、レッスンあるあるですね
「ほとんどよいですね。でも、フレーズ感をもっと出して、フレーズの中で左右のバランス考えながら、フレーズのかたまりは揃えて」……次回は仕上げです。
そう言えば先日ブロ友さん(勝手にブロ友さん)の記事を拝読していて気がついたのですが、後ろに難易度順ってのが書いてあるのですね。ソナチネアルバムなどもそうですが、難易度順に並べておいてくれたら、ややこしくなくていいのになぁ。でも、前回25番が結構難しかったのでしょんぼりしていたら、それは結構難しい部類だと確認できたのでちょっと安心。
アルベニス『タンゴ』
時間の関係上、今回は『悲愴』じゃなくて『タンゴ』を見て頂くことにしました。
まずは私の第1声……「先生、暗譜を諦めました」
先生、あっさり了承してくださいました これ、いつまで経っても納得いくようには弾けない気がして、暗譜を気にせず、とにかく一旦仕上げようと思いました。
たった2ページだけど、濃密な2ページ。とにかくリズムですよね。
大人って、半世紀以上も経ってから新たにリズム感を身に着けようとしても無理ですよね~
三味線でもいつも、先生が弾いて下さっているのに開放弦でリズムを合わせて確認するんですが、民族系・舞踏系のリズムってほんと難しい……
「だいぶ弾けているんですけれど、全体に、聴いていて息苦しい感じがしますね。息継ぎをするところがなくて」……わ~ 弾いていても息苦しいです~
「確かに、休止符がほとんどない曲なので、息を吸うところがあまりないけれど、ritの部分などを上手く使って」と何カ所かピックアップ。「でも、すぐa tempoですけどね~」
ほんとに、リズムを気にして、音を外さないように気をつけて、とか考えてたら息を吸うのを忘れちゃいます。フレーズのかたまりの意識、3連符で速くなっていって墓穴を掘らないこと……
フレデリック先生、見捨てないでねの曲
とりあえず、今一番時間を取られているので、これをちょっとだけでも見てもらうと思ったら、「とりえず」といいながら52小節まで弾いてしまった……ぐだぐだなのに
1~24小節「いい感じになってます。装飾音符も嵌まってるし」と一応褒めて頂いた後で、大きなダメ出し
「でも、絶対、濁っちゃダメ!」
先生のダメ出しの力の入り方がいつもよりも5割増しくらいでした。
ショパンの美しいフレーズが濁るのは何があっても許せない!って感じ
25~38小節左手。届かないところの弾き方の工夫。他の音が飛んでも出さないといけない音を考えながら弾くこと。右手の一番上の音を絶対出すこと。
45小節トリルの頭の音、しっかりとって。
ここまでで時間切れ。
『悲愴』第3楽章と『タンゴ』は交互くらいで聴いて頂いて、アドババイスを頂く感じにしようかしらと。第1楽章も最初の4ページはだいぶ何とかなってきたので、見てもらわなくちゃ。
フレデリック先生の曲にちょっとだけ光が射してきたところなので、練習を減らしたくなくて力が入っちゃうのですけれど、無理は禁物ですね~(2日間ほど小指が痛くて泣いてました。でも復活したので、よかった)
その結果として、先生に「様子見と言っていたけれど、これはもう本格的にやる気だな」と思われたのでしょうか……レッスンの時間配分が予定外に大きく変わってしまいました。結果的に本格始動の気配が……手強い曲だなぁと
おまけ
ワーグナー、もちろん、嫌いじゃありません。
若いころ『指輪』を寝ないで1日で聴きまくったくらいですから(でも二度とやらぬ)
さて、最近、ケルン放送響(現在WDR)との共演が、残された録音からCDになって発売されたり、N響との共演が新たに発売されている若杉弘さん。その若杉さんのシュターツカペレ・ドレスデンとの共演3枚セットが最近、再び私の愛聴版になっています
随分以前に買ったものですが、このドレスデンのいぶし銀の音に、若杉さんの緻密な計算が絡まって、やっぱり素晴らしい 特に『英雄』はもうどうしましょ~です。
朝はワーグナーでテンション上げながら通勤。夜は『英雄』に『巨人』で帰宅。
勢いでポチした楽譜。
絶対生涯弾けないのに、なんか楽譜を「見」たくなって(見るだけ)、ショパンのソナタ集、買ったり(チョ・ソンジンさんのソナタ3番をヘビーローテーションしすぎて)、ピシュナが難しすぎると気がついてリトルピシュナを買い直したり、またまた発見した『モルダウ』の別の楽譜を買ったり、何時か弾こうとビゼーの『アルルの女』のピアノ版を買ってみたり。
弾かない楽譜って、たまっていくんですね~
本は、ジョセフ・レヴィーンの『ピアノ奏法の基礎』。本の小ささと薄さからすると、かなりコストパフォーマンスの低い買い物ですが、なかなか深いですね。
最初に『休止符』、次に『リズム』について触れられています
長々と最後まで読んでくださってありがとうございました